心理カウンセラー資格の合格率と難易度





心理カウンセラーを目指す上で、「本当に自分はこの資格を取ることができるのか?」心配になるのではないでしょうか。

心理カウンセラーの資格には沢山の種類がありますので、心理カウンセラーの資格全般としての合格率は一概に言う事が出来ず、それぞれの資格の難易度や条件によって変わってきます。

例えば、弁護士や公認会計士に代表される難関資格と比較した場合、心理カウンセラーの資格は全般的に見ても合格率は非常高いですので、そういった意味では難易度はそれほど高い資格ではありませんから、しっかりと勉強すれば必ず合格できます。

平均的に見ても、合格率は50%~70%ですから、受験者の半数以上は合格している計算になりますので、心理カウンセラーを目指すことに臆せず、希望をもってチャレンジしていきましょう!

 

1. 心理カウンセラー資格の合格率

心理カウンセラー資格の合格率が公表されているのは、主に財団法人や社会法人や学会などが認定する資格です。民間団体が認定する通信教育の資格などは、合格率が公表されていないものも多いです。

難易度表記については、資格難易度ランキングを参考にしています。資格の難易度が、超難関/難関/普通/簡単/超簡単の5段階でランキングされています。判定可能な各資格の偏差値によるランキングですが、独自の判定基準によるものとされています。

2. 心理カウンセラー資格の合格率と難易度

①臨床心理士(りんしょうしんりし)

公益財団法人「日本臨床心理士資格認定協会」が認定する資格です。受験資格は、指定大学院(1・2種)修了後、2種は1年以上の臨床経験が必要です。一次試験は筆記試験と論文、二次試験は、面接です。合格後も、5年毎の更新が必要です。受験資格が大学院修了なので、受験のハードル自体が相当高いです。

合格率と難易度

合格率 60%前後
難易度 偏差値:49(簡単)

関連情報

➡ 臨床心理士とは?

[公式HP]公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会

 

②産業カウンセラー

一般社団法人「日本産業カウンセラー協会」が認定する資格です。産業カウンセラーとシニア産業カウンセラーがあります。5年毎の更新が必要です。筆記試験とカウンセリング実技の試験があります。カウンセリング実技の試験は、実務経験の少ない方は、皆さん緊張するようですので、事前に、しっかり練習しておくと良いですね。

産業カウンセラーは、一般大学卒業でも、指定の養成講座を修了すると受験資格が得られます。

合格率と難易度

合格率 65%~70%

※2015年度実績…筆記試験合格:68.2% / カウンセリング実技合格率:66% / 受験者数:4500人

難易度 偏差値: 48(簡単)

関連情報

[clink url=”http://sinri-counselor.com/vocational-counselor/”]

 

 

③シニア産業カウンセラー

シニア産業カウンセラーの受験資格は、産業カウンセラー合格後3年以上経過していること、協会指定の産業カウンセリング講座を修了していること。または、産業カウンセラーの資格があり、大学院研究科で指定科目を履修していること、とシニア産業カウンセラーは、なかなかハードルが高くなっています。実務経験やカウンセリング技術もかなり要求されるようです。

合格率と難易度

合格率 30%前後

※2015年度実績…筆記試験合格:50.4% / カウンセリング実技合格率:41.5% / 最終合格率:30.2% / 受験者数:230人

難易度 偏差値情報なし

関連情報

 

④精神保健福祉士の合格率

公益財団法人「社会福祉振興試験センター」が国家試験を行っています。福祉系大学を卒業して受験するケースと、実務経験後、養成所を経て受験するケースがあります。受験者は実務経験者の方が多く、仕事の必要性から受験される方も多いことがわかります。

合格率と難易度

合格率

60%前後(受験者は7000人程度となり、合格者の7割が女性)

難易度

偏差値 50 : 普通

関連情報

➡ 精神保健福祉士とは?

➡ 精神保健福祉士国家試験概要(公式HP)http://www.sssc.or.jp/seishin/

 

5. メンタルヘルス・マネジメント検定

大阪商工会議所が主催する検定試験で、公的資格です。誰でも受験できます。公式テキストや問題集も販売されています。一般向けの基礎知識なので、難易度は低いです。試験は全国15の会場で受けられます。全国11の会場で、受験対策講座も開催されます。

合格率と難易度

合格率

  • Ⅰ種(マスターコース):11.7%(受験者数1600人)
  • Ⅱ種(ライフケアコース):48.7%(受験者数7600人)
  • Ⅲ種(セルフケアコース):78.4%(受験者数4000人)

難易度

  • Ⅰ種(マスターコース):偏差値 57 普通
  • Ⅱ種(ライフケアコース):偏差値41 簡単
  • Ⅲ種(セルフケアコース):偏差値40 超簡単

関連情報

[公式HP] メンタルヘルス・マネジメント検定

 

6. 認定心理士

公益社団法人「日本心理学会」が認定する資格です。資格取得に必要な単位は放送大学で修得できます。他大学で修得した単位と放送大学の単位を合算して申請することもできます。

合格率

2011年度の合格率は、86.4%です。80%後半~90%前半です。試験は無く、履修科目申請による書類審査なので、認定率は高くなっています。

関連情報

➡ 認定心理士とは?
[公式HP] 公益社団法人 日本心理学会

 

7. メンタルケア心理士

メンタルケア学術学会が認定する資格です。学会指定教育機関のメンタルケア心理士講座を受講すると受験資格が得られます。教育機関は通信制と通学制があります。通信制の試験は在宅で受けられます。試験は、800字程度の記述問題です。在宅試験でも、到達度が判定できるような工夫をしているようです。

合格率と難易度

合格率

40%前後

難易度

偏差値情報なし:簡単

通信制の養成機関

  • ヒューマンアカデミー
  • TERADA医療福祉カレッジ
  • LEC東京リーガルマインド
  • 大阪メディカル専門学校
  • 株式会社エル・クリック

通学制の養成機関

  • TERADA医療福祉カレッジ
  • 株式会社エル・クリック
  • S.I.N医療福祉カレッジ
  • 麻生医療福祉専門学校
  • 株式会社有心個別アカデミー
  • 横浜医療情報専門学校

関連情報

➡ メンタルケア心理士とは?
メンタルケア心理士の詳しい資料の入手先

 

8. 認定カウンセラー

日本カウンセリング学会が認定する資格です。学会に在籍していること、大学卒業して実務経験があること、学会主催の研修会に参加していることなどが受験資格となっています。筆記試験と実技試験があります。

合格率と難易度

合格率

80%前後

難易度

偏差値情報なし:簡単

関連情報

➡ 認定カウンセラーとは?
➡ [公式HP] 日本カウンセリング学会(http://www.jacs1967.jp/)

 

9. 民間団体が認定する通信教育など

民間団体が認定する通信教育などは、合格率が公表されていません。民間団体が認定する資格は、通信制と通学制があり、在宅で受験できるものと、会場で受験するものがあります。通信教育の場合、受験は在宅でやり答案を郵送します。正解率7割以上が合格ラインと言われていますので、合格率はかなり高いと考えられます。

心理カウンセラーの資格は、資格自体のレベルや専門性が様々なので、合格率だけで一概に資格の難易度は判断できません。資格の取得はスタートラインなので、その後の勉強が大切です。心理カウンセラーは実務経験がモノを言います。実務経験を積む機会を積極的に持つようにしましょう。