社会人から目指す!就職や転職に有利な心理カウンセラー資格は?





心理カウンセラーの資格を取得するためには、時間も費用もかかります。同じ努力をするなら就職や転職に有利な資格を目指したいというのが本音ではないでしょうか?

資格全般の話ですが、就職で有利になる資格というのは、基本的に国家資格または公的資格だというのは認識していると思いますが、心理カウンセラー関連の資格で言うと、国家資格は公認心理師のみで、他は全て民間資格というのが現状です。

このような民間資格が中心の状況で、心理カウンセラーや心理職への就職に通用するのは臨床心理士資格となります。この資格は、民間の中では最強と思ってもらって結構です。

また、就職先としては福祉系になりますが、援助業務を行うのであれば、精神保健福祉士や社会福祉士などの資格は就職や転職に有利となります。

 

ここでは、既に社会人として働いている人や家庭を持っている人が、就職や転職に役立てたい場合の心理カウンセラー関連資格をご紹介していきます。また、どのような場所に就職できるのかも解説していきますので参考にしてみてください。

《1》
心理カウンセラーとして、求人・採用時に条件とされる資格

当たり前の話しですが、これから就職や転職をするためには企業での採用試験を受ける必要があります。

採用試験時に見られる基本的な条件として、新卒採用時には①学歴・②保有資格・③年齢条件の3つがあり、転職時であれば、①学歴・②保有資格・③経験・④年齢条件などがあると思います。

企業からの求人時には、必要保有資格や学歴・経歴条件が提示されますので、社会一般で通用する心理カウンセラー関連の資格でなければ、直接的に就職や転職に有利にはなりません。(経験を優遇している場合を除きます)

一般的に通用するのは、国家資格か公的資格です。心理カウンセラーの資格としては、国家資格の公認心理師、及び、民間資格の臨床心理士が社会的に広く通用します。

しかし、臨床心理士資格を取得するには大学院修了が学歴条件ですので、社会人になった人が転職のためにこれから臨床心理士資格を目指すのは、時間的にも費用的にも相当ハードルが高く、実現性が低いです。

産業カウンセラー資格も転職求人の際に必要条件とされることがありますが、実務経験の方が重要視される傾向があります。そういう意味では、実務経験があれば産業カウンセラー資格は転職の際に有利になる場合もあるかもしれません。

これから、心理カウンセラーなどの心理職の受容は高まってくると想像していますが、現状で言うと、カウンセラー職の求人は少なく、心理職として採用されるのはほとんど産業カウンセラー資格臨床心理士の資格保有者です。

 

《2》
『心理専門職』以外の就職や転職に有利になる資格

特に、心理カウンセラーなどの専門職として仕事をしたい訳ではないけれども、一般企業への就職や転職に有利になる資格はあるのでしょうか?

結論から言うと、

この2つの資格は国家資格となりますので、社会的にも通用する資格になります。

就職先は主に福祉系になりますが、ソーシャルワーカーとして援助業務にあたる事ができますので、医療分野での就職・転職にも有利になります

現在は少子高齢化社会となり、介護施設や高齢者福祉施設が増えている中で需要が高まっていますので、正規従業員としての求人も多くあります。ただし、各施設によって仕事内容も待遇も様々ですので、自分の希望や適性に合うかはよく検討することが大切です。

正規雇用で安定した仕事に就きたいのであれば、福祉系の国家資格は就職や転職のチャンスを広げるのは間違いありません

社会福祉士や精神保健福祉士資格を取得するとどんな就職先があるの?

“社会福祉士”も”精神保健福祉士”も福祉・医療関係でさまざまな就職先があります。

① 精神保健福祉士の就職先

情報 精神障害を持つ人への援助が中心なので、精神病院等医療分野や精神障害者支援施設などが多いです。

詳細 精神科やクリニックなど医療機関、精神障害者福祉施設、就労移行支援施設、地域活動支援センター、養護施設、作業所、高齢者福祉施設、介護施設・デイサービス、福祉相談窓口 など

② 社会福祉士の就職先

情報 社会福祉士は全ての福祉分野を対象とします。行政機関の正規職員は公務員試験合格が必要ですが、福祉・医療分野は社会福祉法人や医療法人、NPO法人などが運営する団体も多いです。規模も種類も仕事内容も非常にさまざまです。

詳細 社会福祉協議会、福祉事務所、児童福祉施設、障害者施設、社会福祉施設、地域包括支援センター、介護・高齢者施設・デイサービス、母子支援施設、児童家庭センター、社会福祉団体 など

《3》
産業カウンセラー資格は就職や転職に有利か?

少しオマケ的な話をしますが、精神保健福祉士や社会福祉士といった国家資格の他に、心理カウンセラーの資格としては比較的メジャーな民間資格として、産業カウンセラーがあります。

産業カウンセラー資格は、学歴不問で取得できる為、人気の資格となっていますが、この資格が就職や転職に有利なのかどうか?という話を少しさせてもらおうと思います。

産業カウンセラー試験を受験する人は、転職のためというより現在の仕事に役立てるために資格取得する人が多いようです。日本産業カウンセラー協会の2009年調査によると、受験動機としては、「心理学やカウンセリングの勉強をしたかった」が46.3%と最も多く、次に「職域を拡大したかった」が25.9%と続きます。「就職・転職に有利になる」という動機は13.1%です。

資格取得後の状況の変化では、「契約雇用が決まった」10.1%、「正規雇用で就職できた」1.2%となっています。「職務の転換+拡大ができた」が20.4%となっています。

産業カウンセラー資格を求人の際の雇用条件としているのは、ハローワーク関係の相談員や職業・就労支援関係が多くなっており、ほとんどが資格+人事などの実務経験が必要です。産業カウンセラー資格の取得後、さらに実務経験を積むと、転職やステップアップに有利なようです。

産業カウンセラー資格の試験は、日本産業カウンセラー協会の養成講座(学歴不問)を修了すると受験資格が得られます。この養成講座は、学歴不問の上、学習方法としても通学制と通信制があり、いま社会人で働く人でも受講しやすい環境となっています。

 

《4》
就職・転職向け心理カウンセラー資格のまとめ

ここでは触れませんでしたが、心理カウンセラーの資格の中で就職や転職に有利になり、社会一般に通用する資格は、公認心理師臨床心理士資格です。産業分野に関しては、実務経験があれば産業カウンセラー資格は転職に有利になるでしょう。

それ以外の心理カウンセラー関連の資格は、特別、就職や転職で有利になるという資格はほとんどなく、それだけ、心理職として安定した正規雇用の就職先は少ないのが現状です。

福祉や医療分野で心理職ではありませんが、精神保健福祉士や社会福祉士資格は就職や転職に有利でしょう。援助業務で安定した仕事に就きたいという場合は、国家資格ですし、お金と時間をかける意義はあるといえます。

ソーシャルワーカーなので、広く援助の一環として相談業務もあります。精神保健福祉士や社会福祉士資格は、一般大学卒業でも養成施設を修了すると受験資格が得られます。

就職や転職に直接は役に立たなくても、心理カウンセラーの勉強をすることは仕事や人間関係に大きく役に立ちますので、興味があれば、比較的簡単な民間の資格を取得するだけでも意義がありますので、チャレンジしてみてください。

 icon-arrow-down 心理カウンセラーの民間資格に挑戦してみませんか?icon-arrow-down

 

 

icon-arrow-circle-o-right 心理カウンセラーの資格取得 TOPページへ