心理カウンセラーとしての仕事をしないとしても、営業などに代表される人に接することの多い仕事や活動では相手に安心感を持ってもらうことが大切ではないでしょうか?
もちろん、どのような仕事をする場合でも、本来の情報や技術・サービス等の提供がメインになりますが、信頼や安心感があるとより有効に伝わり、成果を得られる可能性が強くなります。
たとえば、名刺に『心理カウンセラー』という肩書きがあると、相手に安心感をもたらし心理的にプラスに働く効果が期待できます。この様な心理的効果を有効に使うために “心理カウンセラーの資格を取得してみる” という考え方もあります。
ここでは、心理カウンセラーの肩書を利用して、
- 心理カウンセラー資格を活かして現在のビジネスをより良いものにしていきたい!
- お客様から安心感を獲得して仕事で業績を上げたい!
こんな方のために、とても効果的な心理カウンセラーの資格や取得情報についてご紹介いたします。
【1】
心理カウンセラーの肩書には安心感を与える効果がある!
コミュニケーションが重要な活動ほど『安心感』が効果的
人と接する事を主とする仕事や活動はたくさんあります。
例を挙げてみると、
- 営業・セールス
- 対面販売・対面接客
- 塾講師・家庭教師
- 整体師・マッサージ師など
- 通訳・ガイド
- ボランティア活動・福祉活動
などなど、思いつくだけでも沢山ありますね。
また、同じ職種であっても、方法によってコミュニケーションの比重が違うケースがあります。
例えば、ドラッグストアのレジで化粧品を販売する場合と、デパートの化粧品コーナーでメイクしながら販売する場合ではコミュニケーションの大切さが違います。
お客様とのコミュニケーション比重が高く、相手の納得感が結果に大きくつながるような仕事であれば、安心感を与えることによる効果が高いといえます。ですから、ネームカードに『心理カウンセラー』という肩書があれば、接する相手からは、「よく話を聞いてくれそうだな」という 安心感が生まれる効果が期待 できます。
民間の心理カウンセラー資格を肩書にしてもOK!
心理カウンセラーとして心の問題解決に当るのであれば、公認心理師や臨床心理士などの心理専門職の資格があった方が圧倒的に有利ですが、心理カウンセリングはせず、日常の生活でコミュニケーションをスムーズにすることが目的であれば、臨床心理士ほどの専門知識が無くても、民間の心理カウンセラー資格があれば十分に効果を得ることができます。
つまり、心理カウンセラー資格を比較的ハードルが低く取得できる”民間資格”でも十分に効果が期待できるという事ですね。
【2】
どの様な心理カウンセラー資格が肩書として適している?
特に心理カウンセラーを目指す訳でもなく、メインの仕事(ビジネス)や活動がある場合は、本来の活動に力を注ぐべきでありますし、心理カウンセラーの資格を取得しようとすることでメインビジネスに支障をきたしていたのでは本末転倒です。
その様な意味では、あなたのメインの仕事・活動をしながらでも取得できる資格であることが大切な条件ではないでしょうか?
この条件を満たせるものが、通信教育または週末や夜間などに週1回程度で済む講習などです。
学歴条件を問わず誰でも受験資格が得られるものとしては、産業カウンセラーの他にも民間団体の通信教育などがあります。
簡単に取れる心理カウンセラーの資格は費用も安いのですが、数ヶ月では心理学の根本を理解するのは難しいですので、通信講座で資格を取得した後にも、補足的に自主学習をして、心理学に対する知識を深めて行くことがポイントです。
通信教育などで取得した心理カウンセラーの資格を入口として、自分の活動に必要な知識を深堀りして行くとよいでしょう。自分にとっての優先順序を考えて、目指す資格を選ぶことが大切です。
【3】
通信講座で簡単に心理カウンセラーの資格を取ろう!
「心理カウンセラーの資格を取得して仕事や人間関係に役立てたい」 と考えていても、本業の仕事が忙しかったり、交代制勤務で時間の見通しが立たないなど、できるだけ簡単に在宅で資格を取りたいと願う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この様な場合に最適なのは、民間団体が発行する各種心理カウンセラーの資格・講座です。
民間団体の資格講座のメリットは、
- 短期間で取得できる
- 費用が安い
- 在宅で受験できるものが多い
- 自分の都合に合せて勉強できる
- 初心者でもわかりやすい
などが挙げられ、心理学や心理カウンセリングの入門には最適です。
反対に、
- まだ一般社会で広く認識された資格ではない
- 入門者向けであり、内容は表面的
- カウンセリング実技演習がない場合が多い
などのデメリットが考えられますが、まずは心理カウンセリングの基礎を学び、実際に資格を取得することで自信が持てるようになります。また、心理カウンセリングや心理学を今後も継続的に学んでいくモチベーションにも変わりますので、取得しておいて損する事はないと考えています。
こういった初心者向けの資格講座では、
- 心理カウンセリングとはどういうものか?
- 心理学とは一体なに?
という内容を学ぶ事ができますので、その上で、自分の仕事(ビジネス)や活動に必要な部分の勉強を深めて行くとよいでしょう。
既にご存知かもしれませんが、心理カウンセラーを名乗ることに特別なきまりはありませんし、特定の資格を取得している必要もありません。つまり、誰でも”心理カウンセラー”を名乗ることが出来ます。
ただ、顧客(クライエント)や相手に対する信頼性という意味では、やはり心理カウンセラーの資格を保有していた方が断然有利です。そういった意味では、民間の資格を取得することは、大きな一歩を踏み出すきっかけになるでしょう。
また、冒頭でもお話した通り、心理カウンセラーの肩書きができたら、顧客への安心感をもたらすことができたり、人間関係を良好に保つことができたりしますので、あとは自分の努力次第で大きく道は開けます。
【4】
おすすめの心理カウンセラー通信講座!
それでは次に、通信教育で取得できる心理カウンセラー資格をご紹介します。 どの講座を選んでも、最終的には団体が認定する資格証明書が発行されますので “肩書” として書く事が可能です。
学術学会認定の『メンタルケア心理士®』が一押し
メンタルケア心理士®は、メンタルケア学術学会が認定する公的な心理カウンセラーの資格です。メンタルケア学術学会の一部事業は文部科学省後援事業として承認されています。
学会指定教育機関においてメンタルケア心理士®講座を修了すると、受験資格が得られます。
メンタルケア心理士®認定試験について
受験料 | 7,700円 |
資格登録料 | 5,600円 |
試験 | 在宅試験(4回/年) |
メンタルケア心理士®の講座を受けるには?
ヒューマンアカデミーの通信講座『たのまな』でメンタルケア心理士®の講座を受けることが可能です。在宅での学習となりますが、コースの中には ”e-ラーニング付きのコース” や ” カウンセリング実技実践プログラム付きのコース” など選択の幅が広いですので、一度、資料請求をして内容を確認することをオススメします。
【5】
安心感だけでなく、職場の人間関係にも役立つ資格は産業カウンセラー資格
もし、お金と時間をかけて資格を取るのであれば、顧客への安心感だけではなく、職場の人間関係にも役立つような資格を取りたいと思う方は多いのではないのでしょうか?
民間資格と比較すると資格取得までのハードルは上がってしまいますが、こういった方にオススメしたいのが『産業カウンセラー資格』です。
この産業カウンセラー資格で習得したスキルが仕事や人間関係に役立っているという統計結果があります。産業カウンセラーの資格取得者の調査(2009年)で、「資格取得後の状況変化」についてヒアリングを行った結果、下記のようになりました。
- 48.3%:自分や他人の言動に注意するようになった
- 31.6%:自信とゆとりができた
- 21.7%:名刺・履歴書に書ける資格が増えてよかった
- 18.3%:職域が拡大した+職務の転換ができた
- 11.2%:周囲の見る目が変った
産業カウンセラー資格を取得する人は既に企業で働いている方が多く、心理カウンセラー職を目指すというより、職場の人間関係やコミュニケーション力向上を目的として取得する人が多くなっているのが現状です。
産業カウンセラー資格を取得する4つのメリット
産業カウンセラー資格を取得するには受験資格が必要となり、養成講座を修了することで受験資格が得られます。養成講座は学歴不問で20歳以上であれば誰でも受講できます。尚、産業カウンセラー資格取得者の85%は養成講座修了者です。
それでは産業カウンセラー資格を養成講座にて取得する4つのメリットを見て行きましょう。
メリット①:産業カウンセラー養成講座は内容が充実している
民間カウンセラー資格の通信講座ではカウンセリング実技を学ぶ機会がないことが多くなっていますが、産業カウンセラー養成講座は、講義の他に実技演習(傾聴実習など)が充実しています。通信制でも通学制と同様の実技実習があります。傾聴スキルはコミュニケーション能力を高めることができ、人間関係や接客などに非常に役に立つでしょう。
メリット②:養成講座の内容が充実している割に費用が安い
他の民間カウンセラー資格の場合は、実習付きだと結構高額になりますが、教育訓練費給付制度の対象にもなっています。雇用保険加入期間などの支給要件を満たしている人は、ハローワークに申請すると、教育訓練費のうちの20%に相当する額(上限10万円)が支給されます。受講終了後、1ヶ月以内にハローワークに申請手続が必要です。
メリット③:心理カウンセラー資格の中では臨床心理士に次いで知名度が高い
日本産業カウンセラー協会の設立が1960年と歴史があり、個人会員数約3万人、賛助団体は290社にも上ります。旧労働省からの厚生労働省とのつながりも深く、社会的にも通用する資格です。
メリット④:多彩なネットワーク
全国に13の支部があるので地方在住でも、通学や実習に参加しやすくなっています。試験も全国各地で行われますので、お住まいの地域で受講する事が可能です。
産業カウンセラー資格は、試験問題も正確な知識が求められまずので、テキストを覚えたり、過去問題集を解くなどの努力は必要となります。少し勉強が大変ですが、しっかり勉強したことは仕事や人間関係の円滑化に役立つことは間違いありません。
自己投資として考えると、投資する意義があると言えるでしょう。
産業カウンセラー資格は、試験問題も正確な知識が求められまずので、テキストを覚えたり、過去問題集を解くなどの努力は必要となります。少し勉強が大変ですが、しっかり勉強したことは仕事や人間関係の円滑化に役立つことは間違いありません。
自己投資として考えると、投資する意義があると言えるでしょう。
この記事のまとめ
心理カウンセラーの講座は本当に多種多様あります。ここでは主に基本的なものを紹介しましたが、心理療法的な資格・講座もあります。例えば、アロマセラピーやカラーセラピーなどです。自分の活動や目的に合せて適切なものを選ぶとよいでしょう。
コミュニケーションが重要な活動は、相手に安心感をもってもらうことが大切です。安心感をもたらす方法のひとつとして心理カウンセラーの資格や知識が役立ちます。既に活動実績をお持ちの方は、心理カウンセラー資格を持つことでさらに信頼感が増すでしょう。
民間カウンセラー資格の通信講座は、比較的安い費用で、かつ短期間で、試験も在宅で受験できるという大きなメリットがあります。忙しい方や仕事が不規則な方には最適と言えます。通信教育の資格は入門なので自分で深めていくことが大切ですが、大きな一歩を踏み出す手助けになることは間違いありません。
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心理学やカウンセリング技法を学ぶことは、自分自身やまわりの人への理解が深まり、 人間関係能力 や コミュニケーション能力 を向上させることが出来ます。その結果、人間関係を良好に保つことが上手になり、対人関係から生まれるストレスを大きく軽減すること が可能になりますので、人生の幸福度が上がるという大きなメリットがあります。
もちろん、心理カウンセラー資格を取得して 相談業務 などの仕事をしたり、 独立開業 して自分で人の役に立つ仕事をしていくことも可能です。
あなたも心理カウンセラーについて学んでみませんか?
通信講座ですので在宅での学習から資格取得までが可能になります。詳細な資料は無料で請求できますので、あなたの未来のためにぜひチャレンジしてみてください!